Scratchは日本中の小学生が好きではないでしょうか?私はそのScratchを授業で、もっと活用したいと考えています。
そのような中で「地図ぼうけんラボ」を発見しました。
トライアル版のお申込み :: 地図ぼうけんラボ

株式会社Geolonia(ジオロニア)が2025年5月8日からサービスを開始しました。
この地図ぼうけんラボはScratchを使ってデジタル地図上で様々なプログラミングができるようです。
まだ、トライアル版のため正式な運用ではなさそうです。
実際にトライアル版を申し込んでみました。
トライアル版は無料です。
メールアドレスに送られてきたIDとパスワードを打ち込むと使えます。
「新しく作る」を押してスタートです。

トライアル版はテンプレートとして香川県高松市の情報が入っているようです。


高松市の地図と都市計画区域界のプログラムが標準で組まれてるようです。またスプライトとして車が標準で組み込まれています。
プログラムを見ると、地図の回転や拡大・縮小、移動は可能なようです。そのため、経度と緯度を設定することで、任意の場所に移動させることができました。また地図を詳しく表示することもできました。

都市計画区域界は高松市の情報しかありませんが、それ以外は全て使うことができます。もちろんスプライトの車を小さくしたり、別のものに変えたりも可能です。
イメージとしては、Scratchの背景が日本地図になったものだと考えてよいでしょう。
標高や河川、ハザードマップ等の情報が全国で組み込まれると可能性は広がります。しかし、現状は身近な地域調べや道案内等の使い方が主になりそうです。
正式版の情報がほしいですね。